マルチもどき
- 例えば、ソニー・ロリンズの「ニュークスタイム」(上)はロリンズとフィリー・ジョーが絶好調でそこにウィントンケリーのピアノがちょっと入ったりして、楽しいCDです。フィリージョーは、マイルス・デイビスとやっている時よりガンガン叩いています。でもSUONO付きではシンバルが頂けません。そこで、最近はSUONOを外していました。
- しかし、SUONO無しではピアノやボーカル等で、もう一息高音の倍音が鳴って欲しいと感じることがしばしばです。SUONOにはボリューム調整が無いので、余っているLuxmanのパワーアンプM-7にSUONOだけ別に繋いで、アンプのボリュームを絞ってみました。なんちゃってマルチです。
- このシステムだと、プリアンプのC-42のリモコン操作で、SUONOを付けたり切ったりできるので、比べて調整しやすいです。
- 結果は、上の様な1950年代のJazzは、SUONO無しでOKなのですが、絞ったSUONOだと、違和感は有りません。SUONOは付いているかどうか解らないぐらい絞るのが、良さそうです。
- アリソン・クラウス「Forget about it」は、ブルーグラス系ですが楽器が控えめに決まっていて、清楚で綺麗なボーカルのCDです。SUONO付きでは、ボーカルの定位が、よりはっきりするし、ギター、ドブロ、バンジョー、マンドリン、等の弦楽器も若干よく響きます。
- しばらく、マルチもどきのシステムでやってみます。
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